自恃があればよい

猟奇怪作珍作B級Z級映画や事件を雑に吐き散らしていく

気になる人【4月】

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最近気になる人をピックアップしてみました。

酒とバラの日々を観たことだし、呑んだ次の日は休肝日、休肝日→呑む日→休肝日→呑む日を繰り返したらアラ!不思議!一年の半分は呑んでないことになる!!

…とは思いませんか?…

いや、休肝日を必死こいて三日間乗り越えた後に呑むと、反動でどちゃ糞に呑んでしまうんです休肝日の三日間を取り返すかのように)…

頑張って10キロ痩せたい…

ガ、ガンバルゾ~…(棒)

 

アンナ・トムソンアンナ・レヴィン)>

非っ常に遅ればせながら(何十年越しなのか)「ファストフード・ファストウーマン」(2000年)を観ました。初見です。

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(公開当時いろんな雑誌で紹介されていたという記憶)

 

当時に観とけば良かった!と後悔しましたね。

主演のアンナ・トムソンが本当に良いんですよね~!!

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写真では伝わりませんが、彼女の喋り方と声がホントに好きです。

本作は目線が優しいライト・コメディなのですが、アンナ・トムソンの真面目な顔と真面目な態度で人をクスっとさせる技はまさしく優れたコメディエンヌーーー!!!!

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(本人はコメディは難しい…と仰っていましたが)

 

あと、この大きなくりくりした瞳が何事にも動じず、肝が据わっている感じがしてそういうところも好きです。

体型はスレンダーだし、喋り方もふにゃふにゃしているのですが芯が真っすぐ入っている内面が片時見えるとでも言いましょうか。

 

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バレエをしていた(現役っぽいのだが?)ので身体が柔らかい。

 

アンナ・トムソンに魅了されて急いで「ブリジット」(2002年)も観ました。

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けっこう女優としてキワドイ・シーンもあったりしますが(全裸で街中歩く等々)、アモス・コレック監督(「ファスト~」と本作の監督)とは二人三脚な関係らしく、お互いに信頼を置いているらしい間柄なので出来たことだと思います。

内容的には「ファスト~」の方が好きですが(「ブリジット」は所謂ハードボイルド系)、色んなアンナ・トムソンを観れて大満足。

 

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レジ係っぽくないレジの人とか、

 

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ピンクの髪、

 

そして定番のブロンド、

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やはり彼女は根性がある女を演じたらピカイチだと思うなあ。

 

んで、

二作立て続けに観て、私は「でもこの人…どこかで見たことあるんだよなぁ…」

と悩んでいましたところ。とある日。

 

あ、

フランソワ・オゾン焼け石に水やん!!!と判明。

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た、確か、恋人(男)の為に性転換したのに、した途端に理不尽に棄てられたMTF役だった!

アンナ・トムソンは養父母に育てられていて一時期フランスで生活していたらしく、フランス語が堪能)

と、「焼け石に水」のことを調べてたら、

む!??!!!

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むむ!!?

この人は…っ

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「趣味の問題」危険思想社長!!!

 

jijiarex.hateblo.jp

 

そ、そうか…っ「焼け石に水」のあのひどいオッサン(人を虜にさせて飽きたらポイを繰り返す人たらし)はこの人だったのか…っ!

というか、他の映画でもこんな役を…っ!

 

焼け石に水」はDVDを持っているので週末にでも観直そう。

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楽しみ過ぎる!!

この作品自体が面白かったような記憶(9.9割忘れた。恐ろしいアルコール脳)。

 

しかし、彼女について唯一気になる点は2012年で出演作が止まっていることです。

もしかしたら、俳優業を引退したのかもしれませんね。

そもそも、「ファスト~」と「ブリジット」の2作自体が彼女のキャリアの中では後半にあたるんですよね、こうして見てみると。

 

日本に入ってきている他の出演作品は無いのかな?とググってみると、

 

トゥルー・ロマンス」…?!どこに出てたんやろか…?

というか、「バッドボーイズ」!!??!!い、イメージに無い!無さすぎる!

「I SHOT ANDY~」は観直さないといけないやつだな、これ。

この「アンジェラ」ってやつ観たいんですよね~。未DVD化らしいんですけど。
アンナ・トムソンは”生活に疲れた母親”役なんだとか。観たいなあ。

でも、主演がヴィンセント・ギャロなんだよなぁ…

いや、別に良いけどさぁ~…ヴィンセント・ギャロねぇ~…もごもご

(不明瞭な意思表示)

 

マチュー・アマルリック

アルノー・デプレシャン監督の「魂を救え!」(1992)をやっとこさ最近観ることができした。

なんといってもこの邦題が良いではないですか!魂を救え!って勢いが!

(原題は「La Sentinelle」=衛兵、というソッケないシンプルなもの)

 

内容は法医学政治サスペンス&青春映画って感じで凄く面白かったんですけど、

主人公が解剖の授業を受けている時にその場にいたのが…

ん?

この人…マチュー・アマルリックじゃない?

 

と、それぐらい目を引きました。

(周りが皆デカく、彼だけひとり小柄だったせいもあるかもしれない)

この人は長い間ずっと裏方の仕事をしていたみたいですね?

 

さっそく気になった(他のアルノー・デプレシャン監督作品も観たかった)ので、

「そして僕は恋をする」(1996)と、

キングス&クイーン(2004)を立て続けに観ました。一日終わりました。

 

「そして僕は恋をする」は、”パリの若者たちが支持!”と予告編で高らかに云われてましたが、パリの若者たちは皆こんな複雑&浮気性ニンゲンたちなのだろうか。

もしそうだとしたら、パリの若者とは恋愛できないな。と思いましたね。

(心配せずともそんな予定は今後一切ありませぬが)

注意※複雑&浮気性ニンゲン・・・フランス恋愛映画あるある探検隊

 

キングス&クイーン」のほうがはるかに面白かったです!

この映画の予告編を特典映像で観たのですが、

「女 35歳 二度の離婚 仕事は順調…」

みたいな”そんな私の再出発”みたいな所謂”自立した女性の生き方”

強調した予告編だったのですが…

いや、それはエエねんけど。この予告編を観て「いいな♪」と思って劇場に足を運んだ人は困惑したんじゃないだろうか。

3時間もあるし、

ロード・オブ・ザ・リングかよ!)

それにそんな映画ちゃうやろ、という。

(末期癌になった父親が実は娘を相当に憎んでいて「代わりにお前が死ねば良いのに」と娘に書き遺す、そんな映画(笑)

予告編詐欺映画でしたね(まさに釣り)。本編を観終わったあとで予告編を観て良かったです。

 

と、まあちょっと変わった作品なのです。

マチューの役柄は”第三者の要請で当人の入院を要請することができる”という”第三入院(字幕まま)”という日本でいうところの”医療保護入院”と同じような制度だとは思うのですが、

その”第三入院”で精神病院に意に反して入院させられるという男の役。

(自殺する予定だったらしいのでそれで良かったと思います)

お金も無いのに小切手を書いて人に渡したり、

三銃士のケープを羽織って街中をウロウロする等の奇行が重なった為、病院へ連絡がいったらしい。

(泣きながら卵料理を食べつつ、ひとくちを人に食べさせようとする場面。コーヒー噴いたわ!)

入院先では、

「魂の定義はペニスとキンタマとしておこうか!(怒)」と言い放って精神科医カトリーヌ・ドヌーヴを心底呆れさせておりましたね。はい。

そんなマチューが治療の一環(?)として踊らされるシーンがあるのですが、

ダンスがウマイのかヘタなのか不明な感じで素晴らしいです。

↓まさかの動画がYouTubeにありました。


www.youtube.com

 

退院後に父親とトレーニングしている場面も良かったですよね~。

ずこ~っ!となる度にマシーンが前へ前へと前進してしまうという。
滑り止め敷けよっていう。

噂の三銃士のケープも出てきます。めっちゃ不審者です。

 

「ワテな、知ってんねん。マチューの魅力の引き出し方」

と、アルノー・デプレシャンぐふふふふっ!と笑う姿が簡単に想像できよう。

(いや、そんな人物像じゃないはず…)

 

こうして初めから終わりまで一貫して変な奴のマチューなのですが、「エピローグ」で元カノの息子に語り掛ける場面は、この一連のシーンだけで一本の映画が作れるんじゃないか?と思わせる感動的なラストでした。

大人って子供に対してこうあるべきよね、みたいな。

子供は大人を頼って良いんだよ、っていうね!頼れる大人になろうではあるまいか!!

と、白ワイン片手に涙ぐむぽんず(頼れない)。

 

この映画は他にもエマニュエル・ドゥヴォスカトリーヌ・ドヌーブが手を繋ぐ場面があって、本当に良い!!良い!!良いったら良い!!!

 

エマニュエル・ドゥヴォスは毎回良いよね。

この人は時折映画内の台詞として「ブサイク」とか「醜い」とか酷い言われようだけど、彼女がブサイクだとしたら私は…死んだハエ…?ニンゲン以下の顔面レベル…?となるんだが…。本作では彼女は「美しい」と言われてて良かった。

 

<追記>

まとまり無く急に終わる。

 

怪抱ぽんず