カニバ パリ人肉事件38年目の真実【感想】
佐川一政のドキュメンタリー映画「カニバ パリ人肉事件38年目の真実」を観ました。
<短文に挑戦>
私は自分の思考を短くまとめるのが苦手で仕方がない。
しかし、ノン・フィクションものなら大丈夫だろう(フィクションと違って想像する余地があまり無いですものね)と、本作「カニバ パリ人肉事件38年目の真実」を鑑賞いたしました。
配給元はトカナ。
(トカナ出版のマーク可愛いよね)
「っぽいわあ~」と笑ってしまいました。
ヨシヨシ!さあさあ!短文ブログを目指す訓練のはっじまりだぁ~!
さて、
<感想:すごく眠たかった>
結論を先に言ってしまいました。
本作のおよそ三分の二は佐川一政氏と弟さんの純さんの顔のドアップで埋め尽くされており、画が変わり映えしないので退屈なところが多々ありました。
(急にびっくりするところも有るんだが)
(佐川氏はチョコが好きみたい?糖尿病なのに良いのかな)
けども、途中で思ったのですが、もしかしたら顔のドアップ画面を埋め尽くして
部屋の様子を見せないというのは、住所を特定させないようにするためかなと。
(介護を必要としている佐川氏と、兄の介護をしつつ年金と生活保護で暮らしている弟の純さんがこの自宅を追い出されたら、佐川氏はともかく、純さんがそうなったら色々と苦労すると思うので。確か同じアパート内の別の部屋だっけ?注:撮影当時)
本作のラストは外で撮影しているのですが、そのときも周りの景色を出来るだけ
映さないようにしていました。
恐らく、御兄弟がどこに住んでいるか分からせないようにするためだと思いました。
(私の考え過ぎだろうか?)
もしくは、「双子のように育った」という御二人の顔をくっつけるように撮ることで、
"一卵性双生児"として表現したかったのかな、と。
純さんの著書『カニバの弟』
のなかにあるこの写真。
まるで『絢爛たる屍』のようではありませんか。
(復刊ドットコムで『絢爛たる屍』文庫復刊希望を出しているアホはこの私です。)
(ポピー・Z・ブライトは永遠なり)
さて、
<Je suis folle,…parce que>
(私は狂っている…何故なら)
本作では佐川氏が、
「妄想のひとつです」とか「平静の欲望の中に大人しくしていられなかった」とか「好きな人の唇を舐めたいとか、原始的な欲求に基づいていると思います」等々と、
時にはフランス語を交えつつたどたどしい口調で語り続けます。
(インタビュアーの姿は映らない構成)
8年前(てことは2014年かな)に佐川氏はYouTubeチャンネルを開設しており、
「佐川一政からの御挨拶」という動画を1つだけ投稿をしております。
純さんの著作によると、2013年(?)に佐川氏が自宅で倒れてその翌年に脳梗塞と糖尿病の治療が始まったとのことなので、YouTubeの動画がひとつだけなのは当時はまだ多少なりとも身体の融通が利いていたが、動画撮影後に倒れたのかもしれません。
(このYouTubeチャンネルがもし続いていたら、ちょっと恐ろしいことになっていたとは思いますが。
アカウントBANで終了するのか、それとも順調に登録者数を増やしていくのか。YouTube側としては“表現・言論の自由”として捉えるのかどうか・・・。)
しかし、そのあと佐川氏の体調が急激に悪化。要介護度も5になり、本作の撮影中の2015年には(自宅で)寝たきり状態だったという。
なので、本作の佐川氏は言葉も短く切り切りで、手も震えている。
純さんの介護なしでは生活できない様子が綴られている。
そして、本作が日本で公開された2019年の前年2018年には、佐川氏は入院しており現在もまだ入院中です。
<そんなサプライズはネバー・ウォンテッド>
先程、「ほぼアップの画で退屈だ」なんて私は云いましたが、
やたらと兄が何かを喰う場面を撮るんですね、この本作。いや、人間だからそりゃあ飲食はしますけども「なんか嫌だなあ~(何かを示唆しているようでさあ~)」と思っていましたら、
「クチャクチャ」と食べ物を口に含むシーンが終わって、一瞬の暗転、「くちゅくちゃ」。
カメラに何かが映ります。双璧をなす大きな白い柔らかいお肉、桃・・・女のケツ
そうなんです。本作は急に佐川氏が出演したAVの動画が急に流れます。
本作を観る機会があるかもしれない皆様には観る場所を考慮してから御挑み下さいせ。
キモいっ キモい・・・っ!!
(すみません、正直にそう思ってしまいました)
"キモい"の丁寧語って何だ・・・見苦しゅうございます!!
命からがらの怪抱ぽんず、しかし礼儀は忘れない。
<当時の空気とやらは、ぽんずは記憶になし。>
いやはや・・・。これも日本の"悪ノリ"時代の有難味もない遺されたお土産なんでしょう。
"サブカル"の"露悪趣味"が大手を振っていた"時代"というやつなのでしょうか。
佐川一政氏はこのAVの他に「麻原彰晃とTVに出ていた!」という噂?がありますが、
(AV女優さんは撮影後に佐川氏の正体を知って泣いていた。あまりにも酷いと思う。)
ネットの海では確認できませんでした。
宮崎勤の事件の時には彼のコメントが欲しいがために、テーブルの上に100~200万円の札束が置かれたことは有名ですよね。
あと有名なのは、テリー伊藤が企画をしたという、爆笑問題と共演の『佐川君の一間』というビデオでしょうか。
合コンしたり、焼き肉屋で肉を食べる等々いった内容のようです(未見)。
(私は伊藤氏と爆笑問題に対して批判は致しませんし、致したくはありません。私だって同様に佐川一政氏をこうして消費してるわけですからね。)
その他に、著名なミュージシャンや芸人等々と一緒に写真に収まっているのはビックリしました。これも令和の現代では有り得ないことでしょう。
日本人が外国に行って白人を殺害し、遺体を食べるというのは確かに他に無いかもしれ
ません(同じような事件がこの先に起こるかもしれませんけど)・・・
しかし、
(殺人者にこういう言葉を使うのは間違っているとは思いますが・・・)
佐川氏が"唯一無二"な存在である理由は、犯した事件の内容ではなく、
(人を食べるという犯罪行為はあまり珍しいことではない。ロシアに多い気がするのは私だけ?)
犯罪を犯した後の"経緯"によって、ですよね。
ウィキによると・・・
フランス警察の対応としては、
“犯行を自供したが、取調べにおける「昔、腹膜炎をやった」という発言を通訳が「脳膜炎」と誤訳したことから、精神鑑定の結果、心身喪失状態での犯行と判断され、不起訴処分となった。”日本の精神病院側は、
““佐川は精神病ではなく人格障害であり、刑事責任を問われるべきであり、フランスの病院は佐川が1歳の時に患った腸炎を脳炎と取り違えて、それで誤った判断を下したのではないか”としている”。日本の警察の対応としては、
日本警察もまったく同じ考えであり(日本の精神病院側同様、「刑事責任を問われるべき」という考え)、
佐川を逮捕して再び裁判にかける方針であったが、フランス警察が「不起訴処分になった者の捜査資料を引き渡すことはできない」として拒否した。
因みに、被害者は佐川氏同様、海外からの留学生であり、オランダ人です。
フランス警察は自分たちの面子を守るためにこんな対応なのでしょうね。被害者はフランス人じゃないし、加害者もフランス人じゃないし。
というわけで、彼は何も裁かれることなく、精神病院から退院したあとはフツーに過ごすわけですね。
どこの国に、17冊もの本を出版し、雑誌に連載を何件も持ち印税収入で喰っていく殺人者がいるんですか。トークショーや落語の大喜利大会にもゲスト出演していたらしいです。
9年前の2013年にYouTubeにアップされた佐川氏のインタビュー動画があります。
VICE Japanチャンネルの動画ですが、撮影されたのはどうやら2010年ですね。
綺麗なマンションに住んでいてビックリですよ(注:当時の自宅)。
(上戸〇さんのポスターが飾ってあって“現代”て感じが嫌でもします。今からたったの
12年前ですからね。)
殺人者がインタビューを受けるのは珍しいことではないです。
しかし、私たちが観るのは刑務所内の囚人服を着た殺人者のインタビューがほとんどではないですか?
もしくは、尋問室で尋問されているところとかね。
佐川氏はスーツに身を包みサングラスなんかしちゃったりして、自宅のソファアに座ってインタビューを受けています。
(この頃から佐川氏の活舌が悪いのか私の耳が悪いのか、あまりよく聞き取れませんが、「今の日本人はバカですよ」だけはハッキリと聞き取れました。人殺しにいわれたくねぇええええええええ!!!)
恐らくですが、佐川氏が国内で同じ事件を起こしていたら(被害者の人種はどうであれ)、こうはいかなかったでしょう。
"海外"ていうのが肝なんでしょうね。
事件を知った当時の日本人の多くも「フランスで白人を食べた」となったら、なんかどこか"他人事"みたいな感じに受け取っていたのでしょうか?
日本人の"白人コンプレックス"と"女性嫌悪"がないまぜになった深層心理を突いた結果こうなったのでしょうか?
("女性嫌悪"はなにも男だけが持っているものではないです。)
彼を取り上げたメディアが全て悪いのでしょうか?
まあ、当時も批判は数多くあったらしいのですが・・・。
(YouTubeのコメントもほぼ全て批判コメントです。)
佐川氏の場合、ほんとうに"悪運"が強かった、"時代"が奇しくも彼にマッチしていたのでしょう。
<家族の苦労さもありなん>
本作にも出てくるコチラの本は、
前半が佐川氏ご本人が描いた犯行時の漫画、後半はこれまた御本人が書いたエッセイが収録されております。
漫画の画像は刺激が強すぎて貼れません。
(ジョン・ウェイン・ゲイシーが絵を描くのとはまた違う)
エッセイなのですが、日本に帰国後、佐川氏がどういう風に生活を送っていたのかが
本人視点で書かれています。
どんな生活を送っていたのかって?
白人女性に金を貢ぎ、金をむしり取られつつ、白人女性たちと国内や海外旅行(事実です。写真もこの本やYouTubeのインタビュー動画内で見れます。パスポートどないなっとんねん!?)しつつ、有り金をどんどはたいてしまうネギを背負ったカモな日常が綴られています。
そんなお金、どこから来るのかって?
親です。
「実家が太いと勝ち組!」なんて云われて久しい昨今のこの国、ニッポン。
しかし、実家の金を食いつぶすほどの浪費家が家族にいたら・・・?
さてどうなるでしょうか。
まあ、親の金を食い潰す人間なんて世の中にはゴマンといますが、佐川氏の場合は犯した殺人事件に対しても(被害者に対しても)、家のお金を浪費するのも全てに等しく罪悪感ないのが、"やはり"というかナントイウカ。
しまいには、実家の金だけでは足らずに、銀行からサラ金から借金をつくっていきます。
佐川氏本人もそこそこ稼いでいたはずですが(執筆とか講演活動など)、それでは足りなかったようですね。
親の遺産もすぐに食いつぶしたようで、純さんにお金の無心をするほどだったようです。
(因みに借金取りから逃げていた為に親の死に目にあえなかったというオチ)
否応なしに巻き込まれていく家族が不憫である。
しかし、佐川氏がパリで事件を起こす前に実は日本国内で「人を食べる」未遂を、ドイツ人女性に対して行っている。
当時の警察はまさかカニバリズムと思わず(そりゃそうだ)、強姦未遂事件として片づけたらしいが。
そして、この事件を佐川家は示談で解決して佐川氏をパリに向かわせている。
(事件のニュースを聞いた時、他の家族は信じたがらない中で純さんだけは「兄だ」と確信したという。)
モヤモヤする。
家族って難しい。
因みに佐川氏のエッセイには、事件が発覚してから、父親は勤めていた会社の社長を辞職してその退職金をはたいて、フランスの予審判事を買収し、フランス人の弁護士にも巨額の費用を払って“正気に限りなく近い”佐川氏を拘置所から出したという。
そしてそれが第一回目の佐川家の金銭的窮地らしい。佐川氏いわくだが。
人を殺しても息子は息子、親からしたら自分の子なのだ。家族の業って深い。
<弟の純さん:真の主人公かもしれん>
本作では、弟の純さんの性癖も暴かれます。
暴かれる、というか御本人が撮影クルーに伝えたらしいが。
さて、
純さんが何故この本作の出演にOKしたかというと、「兄がなぜこのような事件を起こしたのか解明してほしかった」とのことで、そのためには自分の性癖を知って貰ったほうが良いのではないか?という考えだったそうです。
その性癖とは、自分の二の腕を傷つけること。
(本人いわく、射精には至らないが性器の代わりなんだろうな、とのこと)
そう、
有刺鉄線といえば純さん。
純さんといえば有刺鉄線。
自宅のハンガーラックに有刺鉄線を巻きつけており、その有刺鉄線を自分の二の腕に慣れたもんだぜ!といった手つきで有刺鉄線を巻いていく純さんの姿が見れます。
(見たい人だけ見ればいいと思うが)
すると次のシーンでは謎の音が・・・
<ザッツ・ミステリアス・サウンズ!>
ちゃ、ちゃ、ちゃ、ちゃ、ちゃ!
という、金属と金属が擦れたような音が画面から流れたきたと思ったら、
(先程のアダルトビデオの映像のこともあり身構えておりましたら)
弟さんが2~3本の包丁(かナイフ?)で腕を何度も刺しておりました。
「!!!」
有刺鉄線の件は弟さんの著書のなかで何度も触れられていたので、私自身も奇妙な感覚でありますが、「本の内容と同じだ」と事実確認をしたという感想にとどまりましが、
この、ちゃ、ちゃ、ちゃ、ちゃ、ちゃ!は、
(cha-cha-cha!)
そうだ、これも確かに本の中でご本人が触れていたなと思うと同時に脳内にビックリマークが三つ並びましたね。
すると、次のシーンでは「いーーっ!!」と自分の腕をおもいきり噛んでいるシーンが
流れました。
誰しもが人には言えない性癖があると思うのですが、痛覚が快感にとって代わるタイプの人は大変だ。
(挿入という性行為も一種の痛覚だとかナントカはこの際ヨコに置いときます)
何が大変って、弟さんの例を見てみますと、長年の蓄積で肌がボロボロになってしまっていますね。色も若干、黒ずんでいるかな?
この弟さんに私が兄の一政より好感を持っている理由は(彼の著書を読んだ人はほぼ皆さん同じ感想を抱くと思うんですけども)、自分の性癖に真摯に向き合っているからです。
(あと兄より文才があると思います。)
自分の欲望で人を傷つけるなんて、彼は嫌なのです。
ですから、弟さんは兄に対してこう云います。
"僕に相談してくれたら良かったのに、何も殺さなくても、そういう世界の女性じゃダメだったの?"
世の中には食べたい人間もいれば、食べられたい人間もいる。
『ヴェニスの商人』ではありませんけども、一部分だけ切り取って食べられたいと思う人はいるでしょうね。そういう性癖の人はいるはず。
(ドイツのアルミン・マイヴェスとか。あれは被害者が死んでしまったが・・・。しかし、被害者が自ら“食べて欲しい人”ではあった。)
佐川氏はその問いかけに何か考えているようでしたが、あまり明確な意思表示は無かったように思います。
(純さんが「嫌?嫌だった?」とかフォローはしていますが・・・)
映画を撮影する時期が少し遅すぎたように感じました。
まだ、彼が元気だった頃なら何らかの答えが出ていたのかもしれません。
<家族ってフクザツね>
純さんは、佐川氏(『まんがサガワさん』)の本を開いて、
「こんな本が世に出るなんておかしい。出版社もおかしい」と言っていますし、
被害者のことを考えて佐川氏に講演や執筆活動も止めるように忠告をしてきたらしいです。
私は今まで純さんの肩を持っていましたが、少しモヤモヤするところも正直あります。
本作でも、事件のことを笑って話していたり、兄に対する合いの手も世間の感覚と
若干ズレてる?かもと感じました。
まあでも、寝たきりの兄弟を気遣っているようにも見えなくもありません。私も「被害者は笑っちゃダメ」という思考に陥ってしまっているのだろうか。
(純さんは加害者の親族であり"被害者"でもあると思う。複雑な立ち位置だ。)
「(本の出版によって)兄貴に対する評価もさ、これで無くなっちゃうわけじゃん」と
純さんは言っていましたが、
佐川氏に対する“評価”とは??
何だろうか??
そこんとこ、真剣に私は分からないです。
う~ん、でもこれも、“家族”だからかな、と思いました。
“家族”という小さな宇宙の中でともに生きた人たちのなかでしか共有できないものって、ありますもんね。
赤の他人には絶対に共有できない何か。
家族のひとりが殺人者であってもその絆は覆せない。
しかし、純さんが本作やメディアで繰り返し被害者のことを言い続けているのはすごく大切なことだと思うし、
彼自身が“自分たち家族に起きたことは一体何だったのか”、“兄はどうしてこうなった?兄と自分の差はなんだ?”
と強く思っているのは観ている私にも伝わりました。
(本作の途中で、昔の佐川家のホームビデオが流れるのですが、ほんとに可愛らしいん
ですよ、兄弟。兄の佐川氏だって。観ててちょっと悲しくなりました。)
佐川氏の事件はそのあとの経緯も含めて、決して風化してはいけない事件だと思いますね。
特に日本にとって。
ほんと、悪例を作っちゃったね。
(サカキバラ少年は佐川氏の活動に対して憧れを持っていたらしい)
<ラストに謎の演出>
本作の最後、メイド服を着た女性が佐川氏を介護している場面が映し出されるのですが・・・
WHO IS SHE?、と調べたら女優さんでした。
「日本にはこういう福祉サービスがあるのか。さすがHENTAIの国ジパング!」と海外の人に勘違いされるの嫌だなあ、と思っていると、
佐川氏は「こんな綺麗な人に世話をして貰えるなんて奇跡が起こったようです」とか
言って、本作は終わりました。
は?
観終わってまず初めに思ったこと:
①普段見ているYouTuberたちの編集能力って凄まじいんだな。
②ドキュメンタリーって何だろう。
③NHKの『72時間』って本当に面白いんだな。再確認。
です。
(溜息)誰だ、監督は?どうせフランスのボンクラだろうと調べましたところ、
監督二人はハーバード大学の人類学者であり、感覚民族誌学ラボなる意味不明の研究チームの人たちらしい。
かつ、この監督二人(ベレナ・パラベルとルシアン・キャスティン=テイラー)は
「リヴァイアサン」という海とか漁師をテーマにしたドキュメンタリーを作っており、
かなり高評価されている(私も観たい)。“傑作”なんだとか。
ベレナ・パラベルは「ニューヨーク・ジャンクヤード」という、メッツ球場の周辺で
暮らす人々のドキュメンタリーとか、
ルシアンほにゃらら(名前が長いんじゃ!)はカウボーイの歴史の終盤を追った、
「モンタナ 最後のカウボーイ」というこれまた観たいドキュメンタリーを撮っており、
“なかなかどうして”な御二人である。観れる機会があれば良いのだが。
(上記三作は「ハーバード大学 感覚民族誌学ラボ 傑作選」としてDVDまで発売されている。)
さて、
今日も短文では終わりませんでした。
私はどうすればいいのか。
自分でも何を云っているのか理解できない記事になってしまった。
<今日のひとこと>
ヌケしゃあしゃあと意識高い風を装っている連中だって誰にも言えない性癖を持ってるはずなのだ、だから私も貴方も胸を張って生きようじゃないか。
怪抱ぽんず
<追記>
本作の公開記念イベントのYouTube動画のコメントに「サブカルの悪いとこだけが詰まっている」というのがありました。「確かに」と思いました。
しかし、映画を買った以上、黒字にせんとアカンからなあ配給会社は。
カネや!カネや!カネや!!(いや、でもそれって大事よな)
こういう実際の事件を扱った作品はホントに扱いが難しい。